背表紙のラベルは本の住所!

背表紙ラベル

 図書館の本の特徴に、「背ラベル」があります。図書館員はこの背ラベルだけで、本をしまう場所を理解して書架の正しい位置に本を戻します。
 シンプルですが、とても重要な情報が載っているので、ここで解説します。
ラベルの色は一般書が青で児童書が赤です(大須賀図書館は一般書が緑、児童書がオレンジ)
 背ラベルの上段には日本十進分類法の数字が書いてあります。(これを分類記号といいます)
 下段のカタカナ文字は「本の著者」または「タイトルをカタカナ表記したときの最初の文字」が書かれています。(図書記号といいます)
 3段ラベルの場合(大東図書館、大須賀図書館)は一番下にシリーズの番号が書かれる事があります(巻冊番号といいます)
 背ラベルの例外として、掛川市立図書館では「絵本」については「分類記号」を「E」(EHONのE)、「図書記号」を「絵を描いた人をカタカナ表記したときの最初の文字」としています。

 その他、シールが付いていたり、記号が書いてある場合があります。これは「別置」のための印です。通常の棚とは違う書架に並べられているものです。こういったものについては蔵書検索をしたほうが良いでしょう。